ケーブル潤滑
2011-02-22


以前、クラッチケーブルの潤滑の事を書いたが、もう少し突っ込んだ事を書いてみる。
[関連記事:HORNETとVTRのクラッチケーブル[LINK]]

エンジンオイルを潤滑に使ってもケーブル単体ではあまり動きが軽くならない気がしている。もちろんグリスよりは余程軽いんだろうとは思うけど。
シリコンオイルで洗い流した後の凄く軽いのを体験するとちょっと重いなと思うのだ。

しかし、エンジンオイルの方が動かしていてヌルヌル感がある。これぞ潤滑って感じ。

単品ではとても硬く感じ、フリクションロスが大きそうなシールチェーンが、実際の使用においてはノンシールよりロスが少ないものらしいし、ケーブルも単品では軽くても実際の使用で負荷がかかると好ましくないという事もあるかも知れない。

また、単品で摺動抵抗がそれぞれ10と2だったとして、これにクラッチを引く力が500だったとすると、それぞれ510と502になり大した違いにならない。それよりはオイルのヌルヌル感が好ましい、そんな気がする。

だったらグリス使えば? とも思ったりするけど、まあエンジンオイル使っている人は多そうなので私もそれで。
[VTR]
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