セロー ブレーキホース交換
2012-01-19


私のセロ子さん、どうやらブレーキレバーが柔らかい。人様のセローのをニギニギして思った。しつこくエア抜きしてみるものの変化無し。で、発売から12年経とうとしているからブレーキホース換えてみる事にした。

余談だけど、人様のバイクで前ブレーキホースが破れてフルードを撒き散らした事例を2件見ているので「そうそう漏れるもんじゃない」と言われてもそろそろ換えておこうとは思っていた。

さて。
レバーが柔らかい原因としては (1)エアかみ (2)ホースの劣化 の他に (3)マスタシリンダーのピストンのカップが劣化しているっつう線もある。(ゴミとかフルードの結晶とかがカップにまとわりついてるとか。)

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[パーツリストより] これの2番。一応、新品ホースと一緒にピストン部分も購入したので同時に交換しても良かったんだけど、どっちが原因かを知りたいのでまずはホースのみ換える事にした。

ちなみに図中10番のバンジョーボルト、このパーツリストではユニオンボルトという名前だが、締め付けトルクは30Nm。4JGのは25Nm位だが1ポッドから2ポッドになったからか5MPは30Nm。

■走行距離

24,270km

■新品ホース 他

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ホースと汎用品ワッシャとブレーキフルード(HONDAのDOT4)。

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ホースのバンジョー部分、曲げは単純に一方向のみでキャリパー取り付けの方が角度がきつい。

■注意点

ホース等の取り回しは後で「どーだったっけ?」てなる事が多いので予めデジカメで各部をいろんな角度から撮っておく。サービスマニュアルにも取り回し図があるので予習もしておく。つっても元々間違って取り付けられているとかマニュアル自体が間違っているとかあるかも知れないので、まあざっくりといく、ざっくりと。

■ホース交換

キャリパーのブリーダバルブからフルードを抜く。今回はシリンジ(注射器みたいなやつ)を使ってみた。少し手早くできたぞ。

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(フルード抜き風景。画像はシリンジを外した後だけど…)
タンクの蓋開けて、通常だったらタンクにある分だけトイレットペーパーで吸わせてレバーにぎにぎして出すけど、シリンジ使ったらタンクの分もすーーっと減っていく。

抜き終わったら旧ホースを取り外す。バンジョーボルトは固かった。メガネレンチをセットして木づちで叩いて回す。新ホースを同じ様に取り付けてフルードを入れる。ここでもシリンジを使う。キャリパー側から注入した方が好ましいんだけどシリンジに入れたフルードを入れたくなかったので、あまり意味無さそうだけどタンクに補充して下から吸ってみた。でも案外素直に入った。その後、各部コンコン叩きながら通常のエア抜き。

■タンクの蓋の空気通路

ダイヤフラム等を掃除して穴とか無いかチェック。で、タンクに蓋をする。

フルードは塗装を侵すのでタンクの蓋は以下の様な感じにぐすぐすになりやすい。つってもなりやすいバイクとそうでないバイクがある気がする。

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[セロー]

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