一週間以上も前になるけどHMSの事。
梅雨時という事でこの日のテーマはブレーキの模様。
■まずはブレーキ
前半部はブレーキの練習だった。前のみ、後ろのみを速度を上げていきつつ練習。ちっとも思ったように止まれない。前のみだっつってんのについ後ろを使ったり。だいたい指定の速度に調整するのに気を取られてブレーキに集中出来ない。でもそれも込みで出来るようになるのが本当のはず。最初の説明の時にブレーキ入力の段階の細やかさを言われたが、まだまだ入力が大雑把なんだろう。何となく4段階程度?
これは練習あるのみだな。10段階位に増えればきっと良い事起きるに違いない。
■次に八の字
休憩を挟んで八の字。今よりもっとメリハリを付けることをまず指導される。直線はしっかり開け、ブレーキをしっかり引きずり十分速度を落として出来るだけ小さく回る様にとの事。
しばらく回っていたら旋回終了時のアクセルについて指導を受ける。直線の速度を上げたいばかりに、まだバイクが起きていない段階で無理にアクセルを開けている様な、旋回終了時に速度が落ち過ぎバランスを取るためにアクセルに頼っている様な、そんな乗り方になっているので直すように言われた。これに関してはまあ言われた通りに動かせた様でOK出た(ような気がする)。
■コーススラローム
わりと速度を上げて大回りする部分が多かった気がする。ちょっと神経を使う細い部分があり(ライン制限パイロン有り)、その次のパイロンまで長めの直線という部分が作ってあった。「よし、直線!」とばかりにガバ開けすると滑っちゃうポイントという事らしい。まあ私が何時も乗っているHORNETは、ちょっとくらいアクセルをラフに扱っても吹っ飛んだりしないんだけど1300ccに乗っている人は注意ポイントなのかな。
この日は2速で回るように言われた。あまり頑張り過ぎないで綺麗に回るようにと。スロットルの遊びを取るのも指導された。まだ起きてない時に回してしまい言うほど開けられていないので遊びを取るという動作を挟む余裕を、との事。これで旋回終了もより滑らかに、上手くなってくると今以上に早いポイントで開けたりが可能になってくるとか何とか?
あと一つ。細かいオフセットスラローム部分で出来るだけ小回りして直線を作りアクセルを開けるようにと。でもその小回りが難しい…と思ったが、まあやってみるしかない。とりあえず言われた事を努力してやってみてますよ程度しか変化しなかった気がする。
当面の自主練習での八の字はブレーキの引きずりを安定させ小回りすることがテーマだ。
■最後にちょっと1速で走ってみた
そろそろ時間なのであと2周くらい、となったので1速で走ってみた。何か上手く走れている気がしない。2速での事が活かされている気がしない。そんな気持ちを講習後にインストラクターさんに言ってみた。何か変な欲が出ちゃいますね、と。心のコントロールが実のところ難しいのだと仰った。
まだまだ修行が足りんね。
■以前は出来るとはとても思えなかった事
旋回中にスロットルの遊びを取るという動作に関して、聞いてはいたけどとても出来るような気はしなかった。でも今回指導されてやってみると何となく雰囲気的なものは掴めるようになっていた。少しは上手くなってきてるんだなーと感慨深かったよ。アクセルの開け始めが繊細になってエレガント度がアップ。ブレーキの終わりとアクセルの始めは特に繊細にってのが重要だな。
■前日と翌日のツーリングと合わせて
このHMSの前日にセローで山へ、翌日に岩手の大規模林道(舗装)に行ってきた。つまり初日セローで山、中日HORNETでHMS、最終日はVTRで大規模林道となる。山では翌日のHMSに備えてスロットルの掴み方を何時もと変えていた。未舗装路はアクセルもブレーキもとても気を使うので、繊細さアップに最適だと思った。